ISBN:4776790270 コミック 戸田 誠二 宙出版 2004/06 ¥840
まったく、何故人は儀式的な物に縛られるんだろう。生きる事の目的って何だ?苦しさをさまざまな形でごまかさなきゃ馬鹿らしくてやってられないね。
前作「生きるススメ」ではそういった問いかけへ指針を示していましたが、この「しあわせ」では、逆に読者である私たちに問いかけている作品が多いような気がします。
特に僕が衝撃を受けたのは、「とかげ」という2Pの作品中の、
「少しずついろんなものを切り捨てて生き延びている
・・・不器用な人間だっているのだ
・・・切り捨ててしまったのはしっぽじゃないのかもしれない
でも 生きている」
という言葉です。
惰性で生きている人間もたくさんいるんですよね。
それは悪い事じゃないけど充実しているわけじゃない。
でも、とりあえず続けている。このことを再確認しただけでも、この一冊を買った価値はあったな、と思います。
まったく、何故人は儀式的な物に縛られるんだろう。生きる事の目的って何だ?苦しさをさまざまな形でごまかさなきゃ馬鹿らしくてやってられないね。
前作「生きるススメ」ではそういった問いかけへ指針を示していましたが、この「しあわせ」では、逆に読者である私たちに問いかけている作品が多いような気がします。
特に僕が衝撃を受けたのは、「とかげ」という2Pの作品中の、
「少しずついろんなものを切り捨てて生き延びている
・・・不器用な人間だっているのだ
・・・切り捨ててしまったのはしっぽじゃないのかもしれない
でも 生きている」
という言葉です。
惰性で生きている人間もたくさんいるんですよね。
それは悪い事じゃないけど充実しているわけじゃない。
でも、とりあえず続けている。このことを再確認しただけでも、この一冊を買った価値はあったな、と思います。
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