トモネン

2005年4月10日 読書
これこそが同人マンガ!って感じた作品。てか同人誌で書いてたのを再収録したのね。

さてさて、ぱらぱらページをめくってみますれば…ラフな絵柄で描かれた丁寧な背景にかわいい人物画。ああ、好み。

表題作の「トモネン」は絵柄そのままのストーリで帯の小田扉氏のコメントみたいに―まぁそれこそニタニタして見てましたけど「リーザの左手」には全く逆の印象を感じました。人の心を読むことが出来る少年とその少年と友達になりたい少女の感情の機微を描くためなのか、絵柄はそれまでの作品よりも現実っぽく、背景はより影を強く。

そして、少しだけつらく。

なんでこんな漫画家がメジャーな雑誌に居ないんでしょうね?(小田扉氏はいるけどさぁ)

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